実践練習

ワンシーンだけの描写

ワンシーンだけを描写する練習05「新宿歌舞伎町ハンバーガーショップ」

50年前、私は大学生の時にハンバーガーチェーンでアルバイトをした。厨房でハンバーガーやポテトなどを調理していた。自給はとても安かったが大学生や高校生ばかりの職場でクラブ活動のように楽しかった。そんな思い出の一場面をワンシーンの素材にしたい。
ワンシーンだけの描写

ワンシーンだけを描写する練習04「母に背負われた冬の朝の記憶」

今回のワンシーンだけの描写の練習の材料は、私の生まれてから一番最初の記憶といってもいい程古い思い出の場面だ。寒い冬の朝、母は私を暖かい布で覆って背負い、霜の降りた畑の中を歩いていた。こんな記憶の断片から、物語のワンシーンは生まれるだろうか?
ワンシーンだけの描写

ワンシーンだけを描写する練習03「散歩中に出くわしたヤマカガシ」

この夏、早朝の散歩中に何度か蛇に出くわしたことがあった。2匹のアオダイショウと1匹のヤマカガシだ。蛇嫌いの私はどちらも驚いたが、恐怖だったのは毒蛇のヤマカガシだ。今回は実際に体験したことに想像を加えて、ワンシーンだけの描写を実践してみたい。
ワンシーンだけの描写

ワンシーンだけを描写する練習02「大きなビー玉を抱えた少年」

ワンシーンだけ描写する練習の1回目。いつの頃からだろうか、私の心の中に一つの情景が生まれた。10歳くらいの少年が、金魚鉢ほどの大きさのビー玉を、胸元に抱えて静かに歩いてくるイメージだ。今回はこのイメージから物語のワンシーンを描写してみたい。
ワンシーンだけの描写

ワンシーンだけを描写する練習で小説が書けるようになるのか?01

「頭にふと浮かんだワンシーンだけ描写する練習を重ねたら、小説が書けるようになるだろうか?」というアイデアを試してみたくなった。小説全体の構成を考えて最後まで書き上げるのもいいが、初心者には手軽に継続できる方法の方が有効のような気がするのだ。
実践練習

問題とそれを解決する魅力的な人物を創造すれば物語が作れるかの試み

物語の核は問題を解決する教訓だと思う。そして問題を解決する人物=主人公が魅力的なら物語は更に面白くなる。問題とそれを解決する主人公の2つの要素を想像することが物語の創造だと思う。それを具体的にどう作っていけば良いのか、私の考えをまとめた。
実践練習

物語のテーマを決めるには自分の本当の価値観を確かめる必要がある

物語のテーマは作者の価値観を反映するのが自然だが、その前にそもそも自分の価値観は本当に自分の価値観なのかを疑う必要がある。子供から大人になる過程で、人は自分でも気が付かないうちに、常識や世間体などの建前の価値観で本心を隠すようになるからだ。
実践練習

テーマとモチーフを理解すると物語を書く手順がとても良く納得できた

私は物語を書く手順を長い間悩んで来た。どうしたら迷いや無駄がなく、自然の流れのように物語が書ける手順がないか考えて来た。教科書のシナリオの書き方の本を読んで、テーマやモチーフの意味や役割を学んだことで、物語の具体的な書き方の手順がわかった。
実践練習

書く物語がなければ簡単なおとぎ話から作ることを始めたらどうだろう?

物語を最後まで完成させるのは難しことだ。いくら入門書を何冊も読んで勉強しても、いざ書こうとすると何も出てこなかったりする。そういう時は難しい理屈は脇に置いて、簡単なおとぎ話を作ってみるのはどうだろう?おとぎ話なら発想も自由で完成させやすい。
実践練習

【実践記】主人公と社会問題を組み合わせて物語を考えてみた結果は?

物語はどうやって作れば良いのか?特別訴えたいテーマやアイデアを持たない私には、最初に何をすれば良いのかが一番の課題だった。物語に最低限必要な二つの要素を組み合わせたら出来るのではないかと考えた。無関係な二つの要素を機械的に組み合わせるのだ。