あなたはブログを継続できていますか?
しかも、ただ継続するだけでなく、「毎日」 更新できていますか?
私は現在できていないのですが、今読んでいる本1 に触発され、「毎日」ブログを更新しなければと意識が変わりました。
- ブログを継続できない原因は何か?
- ブログを継続するメリットは何か?
わかっているつもりが、私には全くわかっていなかったのです。
ブログを継続できない原因は何か?
私のこれまでのブログ歴を振り返ると、惨澹(さんたん)たる状況です。お恥ずかしい限りです。
私は10年ぐらい前に、無料ブログで情報発信の真似事をしたり、ワードプレスで副業を試したりして、5年ほど続けた結果挫折しました。
その後5年間はブログから離れていましたが、今年になってまた再開しました。
離れていた間、「自分に何か残せるものはないか?」「自分に何ができるのか?」 みたいなことばかり考えていました。
私は文章を書くこと自体は好きでした。
ただ、何のために書くのかがわかっていませんでした。
いえ、正直に言えば、「書いてなんとかお金にならないか?」「お金を稼ぐために書く方法は?」ということしか考えていなかったのです。
「ネットでお金を稼ぐ方法」をネットや書籍で漁(あさ)り、必ず儲かるというノウハウ情報をお金で買い、周りに振り回されながら文章を書いていただけでした。
「そうだ!お金儲けじゃなくて、自分が好きなことを書こう」
そう思い直してブログを再開したのです。
その私がこの本を読んで、まだまだわかっていなかったと痛感したのです。
本当に好きなことを書いていますか?
私は小説=物語を書くのが好きだと思って、初心者の立場から小説を書く基礎を磨いていく実践過程をブログに投稿し始めました。
自分では十分考えて、「初めて小説を書く」をテーマに始めたブログですが、
「本当に私は小説を書くことが好きなのか?」という疑問は残るのです。
「本当に好きなことを書いていますか?」
この問いは、私の浮ついた心に突き刺さりました。
良く考えて見ると、私は「何かを書くこと」が好きで、その何かは小説=物語とは限らないのです。
何か見たこと、聞いたことについて、何か感じたこと、思ったことを書くのが好きだったのです。
書く対象の何かは特定のものではないのです。これが、私の本当に好きなことだと思います。
この本の著者の言葉を借りれば、「ワクワク」して、書いていて楽しいことが、本当に好きなことです。
私が、小説=物語を書くのが好きと思ったのは、著者の見解によれば、顕在意識で損得勘定で考えたことで、潜在意識から湧き上がる本能的な「ワクワク」したものではなかったのです。
小説が書ければ、有名になったりお金が稼げたりするのではないか、というような損得勘定が働いていたのです。
このままでは、これまでの挫折したブログと同様に、また途中で苦しくなって継続できなくなる可能性があります。
「本当に好きなこと」に軌道修正する意味で、私は「小説を書く」以外のこともブログに書いていこうと思います。
そう思い直すと不思議なもので、肩から重いものが降りたような、ほっとする感覚があります。
本当に好きなことでないと継続できないのです。
ブログを毎日更新していますか?
「本当に好きなこと」を「ワクワク」楽しく書いていれば、毎日更新するのは無理なことではありません。
そうは言っても、「毎日更新にこだわる意味があるのか?」いう疑問もあって当然です。例えば週1回の更新では何がいけないのか?
私も現在ブログを毎日更新できていませんが、継続する意思があれば毎日更新でなくても良いのではと思っていました。
著者が毎日更新にこだわる理由は、
- 更新が滞ると継続できなくなる可能性が出てくる。
- 書くことは「筋トレ」と同じで、間を開けると書く力が伸びない(伸びるのが遅れる)
- 毎日更新できないのは、書くことのハードル設定を間違っている。
私が「はっ」としたのは、3番目の「書くことのハードル設定」の点です。
私も、
- 上手く書かなければならない。
- 内容のあるものを書かなければならない。
というような制約を、無意識にかけていることに気づきました。
著者の提案するように、毎日書けるレベルまでハードルを下げれば、毎日更新できて継続の可能性がより高くなります。
「毎日1行でもいいから書く」
このくらいのレベルまで下げれば、毎日更新が難しいものではなくなりますよね。
ブログを継続するためにも、毎日更新すべきなんだと思いました。
ブログを継続するメリットは何か?
私のこれまで挫折してきた(つまり今はもう削除してしまっている)ブログを振り返ると、「あのまま継続していたら、もしかしたら価値あるブログに育っていたかもしれない」と思えてくるのです。
根気が続かなかったのは、本当に好きなことを書いていなかったからですが、軌道修正できていたらと残念に思います。
ブログは途中で軌道修正できるのです。
著者が最も強調しているのは、好きなことを書くのを継続していると、「好き」が「得意」になり、更に「強み」になり、その結果「お金」や「仕事」になる未来が待っている ということです。
最初は初心者でも、本当に好きなことだから苦にならずに継続できますから、好きだったことが普通の人より得意になり、更に継続していると、その道の専門家になるから、その強みを活かしてお金や仕事につながっていく可能性が出てくるというわけです。
私のように「書くことで稼げないか」みたいな欲を出している場合、本末転倒であることがわかります。
もし書くことで稼ぎたいなら、稼ぐことにフォーカスするのではなく、先ず本当に好きなことは何かを考えて、ひたすら好きなことを書くことだけに集中するべきなのです。
まとめ
- 本当に好きなことでないとブログを継続できない。
- ブログを毎日更新できなのは書くハードルを上げすぎているから。
- ブログは継続した結果お金や仕事につながるのであって、お金のためでは継続できない。
参考文献:
- 『「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる』(立花岳志著、サンマーク出版) ↩︎